スロットの「有利区間」の仕組みについて!
パチスロ初心者が、最初に疑問を抱く専門用語の一つが「有利区間」です。
「有利区間ランプって何?」「有利区間が切れるとどうなるの?」など、ネットで調べても難しく感じる方も多いと思います。
この記事では、初心者でも理解できるように「有利区間」の意味や仕組みを解説していきたいと思います!
6号機から導入されたルールや、プレイヤーにどんな影響があるのかを整理して紹介します。
有利区間とは?
有利区間と非有利区間が存在!
「有利区間(ゆうりくかん)」とは、スロットにおいて「内部的に有利な抽選が行われる区間」のことです。
もう少し具体的に書くと、ATやARTの抽選を有利に受けられる区間のことです。
このように、プレイヤーにとって「出玉に直結しやすい状態」を示しています。
ただし、「有利」といっても常に大当たりするわけではなく、あくまで出玉増加の抽選が有効になる区間 だと考えてください。
これとは反対に「非有利区間」というものも存在しています。
【非有利区間とは?】
有利区間が終了後に突入する区間で、この区間に滞在中は、ATやARTの抽選が優遇されない事が多いです。多いだけで必ずしも不利な状態とは限らない事がポイント!
スマスロとAタイプの有利区間について
✔︎スマスロとAタイプの有利区間は?
スマスロ(スマートスロット)は、2022年11月頃から導入開始となったメダルレスの機械となります。
6号機当初から存在した、有利区間のゲーム数という縛りが廃止され、ゲーム性の幅が広がりました。
そして、昔ながらのジャグラーなどのAタイプも他の台同様に、6号機の有利区間の制限が適用されると思われがちです。
しかし、このようなリアルボーナスのみを抽選する台には、有利区間は存在しないようです。
有利区間ランプとは?
6号機当初に存在した「有利区間ランプ」
多くの機種には「有利区間ランプ」と呼ばれる小さなランプがあります。
これは「今、この台が有利区間に入っているかどうか」を示す目印です。
初心者の方でも、このランプを見れば「今は出玉を増やしやすい区間(有利区間)」をある程度判断できます。
基本的には、ランプが点灯している最中は有利区間に滞在している合図となり、ランプが消えると非有利区間に突入している合図となります。
6号機当初は、基本的にどの台にも有利区間ランプが搭載されていました。
しかし、6.4号機から、有利区間ランプによる告知義務が撤廃されたので、新し目の台では搭載されてない台も多く存在しています。
6号機から導入された理由
有利区間が導入された目的は「射幸性の抑制」
有利区間というルールが特に注目されるのは「6号機」からです。
これは射幸性を抑える目的で、一撃で出せる枚数やゲーム数に制限を設けるために導入されました。
6号機初期では「有利区間は最大1500G」や「最大2400枚」という制限が存在しました。
この制限により「出玉が青天井に増え続ける」ことを防ぎ、遊技のバランスを保つ仕組みになったのです。
【有利区間の始まりは6号機以前から?】
有利区間が注目されがちなのは「6号機」移行ですが、有利区間の始まりは「5.9号機」からになります!
有利区間が切れるとは?
基本的な有利区間が切れるタイミングはATやART終了後
「有利区間が切れる」という言葉をよく耳にします。
これは、有利区間が終了して非有利区間に突入することを意味します。
多くの場合、ATやARTが終了したタイミングで有利区間が切れる事があります。
有利区間ランプが搭載されている台の場合は、消えるタイミングで有利区間が終了し、新しい有利区間にがスタートします。
有利区間と天井の関係
天井までのゲーム数のカウント開始は有利区間切れ
有利区間は「天井システム」とも密接に関わっています。
天井は「規定ゲーム数到達で当たりやすくなる仕組み」ですが、これも有利区間がリセットされた時点からカウントが始まることが多いです。
朝一から打つ場合、差枚数が想定している枚数ではないところでエンディングが発生したり、ゾーンや天井ゲーム数がズレていると、設定変更の有無を判断できる要素にもなります。
有利区間を理解するメリット
有利区間を理解することでより楽しめる可能性あり!
初心者が「有利区間」を知っているだけで、スロットの楽しみ方が広がります。
やめ時を見極めやすい
有利区間が切れた直後は「一旦区切り」と考えられるので、やめ時の目安になります。
期待値を稼げる可能性がある
天井狙いやゾーン狙いは、有利区間の仕組みを理解してこそ可能です。
例えば、有利区間リセット狙いなどで、効率良く期待値を稼げる可能性などがあります。
初心者が覚えておくべき注意点
機種やメーカーにより有利区間切りの条件は異なる
有利区間中でも外れ続けることはあり、有利区間だからといって必ず当たるわけではありません。
規制による制限がある6号機では「最大1500G・最大2400枚」というルールがありました。
スマスロでは緩和されていますが、基本的な考え方は変わりません。
台ごとに挙動が違ったり、有利区間切りの条件はメーカーや機種ごとに異なるため、解析サイトなどを確認することをオススメします。
まとめ
【今回のまとめ】
・有利区間 = 出玉抽選が有効になる状態
・有利区間ランプ = 区間に入っているかどうかを示すランプ
・6号機以降は「1500G・2400枚制限」とセットで理解することが大事
・天井狙いややめ時の判断に直結する重要な概念
初心者の方はまず「有利区間=出玉チャンスの状態」と覚えておけば十分です。
さらに、慣れてきたら「天井、リセット、ランプ点灯タイミング」などを組み合わせて考えると、立ち回りの幅が広がります。
パチスロはただ打つだけでも楽しめますが、こうした仕組みを理解していくともっと面白くなります。
ぜひ「有利区間」という概念を覚えて、スロットを楽しんでみてください!